
今回はアメリカの大手たばこメーカーのフィリップモリス・インターナショナル
について解説していきます!
みなさん気になる株価・配当・利回りについてまとめてサクッと
分かるようになっていますので是非読んで下さい!


フィリップモリスはアメリカ、ニューヨーク州に本社がある
世界最大のたばこメーカーです。
もう一度言います。
世界最大のたばこメーカーです!!
フィリップモリスは世界最大のたばこ製造メーカーですが
アメリカ国内では販売はしていません。これはグループ会社のアルトリア・グループとの関係があります。
簡単にまとめると以下のようになります!
✅フィリップモリス・・・たばこ販売の国際部門
✅アルトリア・グループ・・・たばこ販売の国内部門
つまりアメリカ国内はアルトリア・グループ、世界販売はフィリップモリスと役割分担ができているのです。
そんなフィリップモリスの創業は1847年と173年もの歴史があります!
世界で最も販売されている紙巻きたばこ『マルボロ』で有名ですね。

ちなみにマルボロの販売本数は世界全体で2,644億23百万本(2018年通期)です!

多すぎて実感がわきませんが
2020年第一四半期の純収入(Net Revenues)は71億5300万ドルで、前年同期比6.0%増えています。
調整後営業利益(Adjusted Operating income)は
27億8900万ドルで、前年同期比36.0%増と増収・増益を達成しています。

コロナ流行中においても順調な業績を達成しているようですね!

高収益を上げているフィリップモリスですが
喫煙者の減少から販売本数は減り続けています。
しかしたばこは依存症を利用した製品です。
依存症ビジネスはとにかく儲かります。
フィリップモリスの直近(2020年第二四半期)の
営業利益率は42.1%になもなります! ※出典 The Motley Fool
このような数字は他の産業では
不可能な数字です。
何回も言いますが依存症ビジネスは ” 儲かります ”
人の欲求を満たすための商品・製品というのは仕組化され既に私たちの社会にしっかり組み込まれているのです。
喫煙者の方は自分の健康を害しながら
たばこメーカーに高収益をもたらしてくれる仏のような存在です。

そう考えると喫煙者の方には
どんどんたばこを吸ってもらいたいですね!(※マナーを守って)

フィリップモリスの株価は現在 ”81.23” ドルになります。
年間配当は4.68ドルになるので配当利回り5.91%と高利回りの水準となっています。
さらにフィリップモリスの連続増配年数は13年になります。
しかしアルトリア・グループとの分社化前の実績と合わせると53年にもなります!
53年間株主に配当を出し続けている企業ですので
安心して保有を続けられれるのではないでしょうか。

フィリップモリスは世界中で
たばこ販売を行い、特に新興国で大きなシェアを持っています。
先進国では電子たばこ『IQOS』が人気となっており
✅新興国・・・紙巻きたばこで圧倒的シェアを持つ
✅先進国・・・電子たばこなど新ジャンルの商品でシェア拡大
過去、フィリップモリスの業績は
大きな利益を上げ続けてきました。
しかし今後はどうなるか誰にも分かりません。
長年の配当実績から安心して保有を続けられますが
四半期の決算はチェックしていこうと思います。
長期保有の銘柄は毎日株価を見る必要はないです。
日々の株価チェックでリターンは大きくなりません。
リターンを最大化したいなら『株を保有し続ける』ことです!
ジェレミーシーゲル著『株式投資の未来』にも
長期保有こそがリターンを最大化できると書かれています。
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株は長期保有して初めて真価を発揮します。
長い目でみることが大事なのです!
しかも配当株の場合は
保有している間ずっと配当という形で現金がもらえます。
それが連続増配している株では配当は年々増えていきます。
長期で資産を増やそうと考えている投資家にとってこれほど頼もしいことはないでしょう。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
今後もみなさんに役立つ記事を書いて行きますのでよろしくお願いします!
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